今回は、前半は演題の発表、後半は学習会の2本立てで行いました。
演題は、(1)プラザキサ使用症例のまとめ、(2)認知症患者さんへの服薬支援、(3)訪問時フィジカルアセスメントに取り組んで、(4)長期投与処方について考える、の4つでした。
その内容は、(1)新薬の使用症例から見えてくる問題点や、メーカーからの情報提供だけではわからない注意点等の考察、(2)在宅訪問時や薬局で直面することの多い認知症患者へのアプローチ例の紹介、(3)在宅訪問でいかにバイタルチェック(血圧、脈拍、体温などの測定)を実践し、フィジカルアセスメントを薬剤師が行うことのメリットと課題の提案、(4)長期投与不可処方の実態調査をふまえた問題提起など、多岐にわたり、短時間でしたが質疑・意見交換も活発に行われました。