薬には目的とする作用と出てほしくない作用とがあります。目的とする作用以外を副作用と言います。
薬の副作用は、誰でも心配なものです。薬局では副作用を早く発見し、早期に対処できるように副作用について積極的にお話しするようにしています。
副作用の中には身体にとって非常に不都合なものもありますが、使い方で防止できるもの、何もせずに見ていれば自然に消失するものなど程度はいろいろです。
軽いものを含めれば、どの薬にも多少の副作用はあります。副作用を恐れるだけでなく、どういう点に気をつければうまく薬と付き合えるかをご紹介します。
ここでは大事なものだけ(すぐに医療機関に連絡をした方が良い症状)を取り上げます。このような症状は何千~何万人に一人と、まれにしか起こりません。詳しくお聞きになりたいことがあれば医師、薬剤師におたずね下さい。